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投資の神様バフェット率いるバークシャー・ハサウェイ、時価総額1兆ドル突破!非テック企業初の快挙

投資界の巨人、ウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイが、アメリカ企業として初めて、そしてテック企業以外では世界で初めて、時価総額1兆ドルの大台を突破しました。

目次

堅実な成長が導いた歴史的瞬間

2023年8月23日、バークシャーの株価は0.9%上昇し、時価総額は1兆ドルを超えました。これは、保険事業の好調や経済への楽観的な見方などが後押しとなった結果です。

バークシャーは、アルファベット、メタ、エヌビディアといった巨大テック企業が名を連ねるエリート集団に仲間入りを果たしましたが、その道のりは決して平坦ではありませんでした。

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バフェットの信念と長期投資の勝利

「バークシャーはゆっくりと、しかし確実に成長してきました。昔ながらの方法で利益を上げることはますます難しくなっています」と、チェック・キャピタル・マネジメントの最高投資責任者であるスティーブ・チェク氏は語ります。

バフェット氏は、かつて苦境に立たされていた繊維メーカーを巨大な複合企業へと変貌させることに生涯を捧げてきました。長年のビジネスパートナーであるチャーリー・マンガー氏と共に、同社を成長軌道に乗せてきました。

バークシャーの市場価値は1965年から2023年まで年平均約20%上昇しており、これは同期間のS&P 500指数の年間リターンのほぼ2倍に相当します。この驚異的な成長により、バフェット氏は世界で最も裕福な人物の一人となり、最も成功した投資家としての地位を確立しました。

経済への楽観論と多角的な事業展開

バークシャーの好調は、FRB(連邦準備制度理事会)が9月の会合で利下げを行うとの期待が高まり、経済に対する楽観論が広がっていることも背景にあります。8月の消費者信頼感指数は6ヶ月ぶりの高水準を記録しました。

バークシャーの事業は、トラック停留所運営会社のパイロット・トラベル・センターからアイスクリームチェーンのデイリークイーン、電池ブランドのデュラセルまで多岐にわたります。

今後の課題と展望

今年だけで時価総額は2,000億ドル以上増加しましたが、これは同社にとって記録的な数字である一方で、時価総額が2兆ドル近くに達しているエヌビディアの成長とは対照的です。

バークシャーは、相対力指数(RSI)に基づくと買われ過ぎの領域に入っており、アナリストたちは慎重な姿勢を見せています。ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、マシュー・パラゾーラ氏は、バークシャーの中核事業に対する根本的な見通しはそれほど明るくないものの、同社は「全天候型」のポートフォリオを誇っていると指摘しています。

一方、金利が低下すれば、バークシャーがアップル株を減らし、バンク・オブ・アメリカ株を売却して積み上げた過去最高の現金保有高の収益率に影響を与える可能性があります。8月初旬に発表された第2四半期決算では、バフェット氏の現金保有高は約2,769億ドルに達しました。

チェク氏は、アップル株の保有規模が懸念材料であり、そのエクスポージャーを減らす動きは賢明な判断だったと述べています。「これらのリスクの大部分を排除しました」と彼は付け加えました。

まとめ

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今回の快挙は、バフェット氏の長期投資哲学と、多角的な事業展開が実を結んだ結果と言えるでしょう。今後のバークシャーの動向、そしてそれが市場全体に与える影響に注目が集まります。

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