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2026年6月23日 米国株プレマーケット注目ポイント

2026/6/23
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本日のポイント

  • 本日はNYSE/Nasdaqとも通常営業日の見込みで、米国時間9:30の寄り付き前はハイテク株の急落が最大の焦点です。
  • Nasdaq 100先物が大きく下げ、半導体・AI関連のプレマーケット下落が指数全体のリスク許容度を試します。
  • 9:45 ETのS&Pグローバル米国PMI速報値と、今週後半のPCE・GDP改定値を前に、金利・ドル円・VIXの反応が重要です。

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1. プレマーケットの地合い

6月23日(火)は、NYSEとNasdaqの2026年休場日一覧に該当しないため通常営業日です。NYSEの通常取引は9:30〜16:00 ET、Nasdaqも通常営業スケジュールです。前週のJuneteenth休場(6月19日)後、次の休場予定は独立記念日の振替で7月3日です。

プレマーケットの地合いはリスクオフ寄りです。CNBCのプレマーケットデータでは、Dow mini先物、S&P 500 mini先物、Nasdaq mini先物がそろって下落し、とくにNasdaq mini先物の下げが目立っています。VIXも上昇しており、単なる個別株調整ではなく、テック・AIテーマ全体のポジション圧縮として受け止められています。

金利面では米10年債利回りが4.48%台、30年債が4.94%近辺で推移し、株式市場には「AI投資の高バリュエーション」と「タカ派的な金利見通し」を同時に織り込む動きが出ています。ドル円は161円台で、円安・ドル高基調が日本人投資家の円建て損益にも影響しやすい局面です。原油はWTIが73ドル台、Brentは77ドル前後と報じられており、中東情勢と供給見通しの両方を確認したい日です。

2. 今夜の注目ニュース

世界的なテック売りが米国先物にも波及

何が起きたか

CNBCによると、アジア時間に韓国KOSPIが約10%下落し、SK HynixやSamsung Electronicsなどメモリー・半導体関連が大きく売られました。欧州でもStoxx 600 Technology指数が下落し、米国ではNasdaq 100先物が2%台後半の下げを示しています。

市場ではどう受け止められているか

AI投資の受益企業と、AI投資を巨額に続けるメガテック企業の選別が強まっています。Reuters/Investing.comは、AlphabetやAmazonの前日下落、金利見通し、AI設備投資負担、企業債務への懸念が重なったと整理しています。今日は寄り付き後に、売りが半導体に限定されるのか、Mag7や広範なグロース株まで広がるのかが焦点です。

関連銘柄・ETF

NVDA、AMD、MU、INTC、QCOM、GOOGLAMZNMETA、SMH、SOXX、XLK。

SpaceXの急落がセンチメントを冷やす

何が起きたか

Reuters/Investing.comは、SpaceX株が前日に約16〜17%下落し、IPO後の初期上昇分を失ったと報じました。CNBCも、SpaceXがプレマーケットでさらに下落していると伝えています。

市場ではどう受け止められているか

新規上場・高成長・AI/宇宙関連の大型テーマ株に対するリスク許容度が低下している可能性があります。SpaceX単体の材料だけでなく、個人投資家が集まりやすい高期待銘柄のバリュエーション再評価として見る必要があります。

関連銘柄・ETF

SPCX、ARKK、IPO、QQQ、IWM。

3. 注目決算・企業イベント

本日の決算・イベントでは、AIチップ企業Cerebras(CBRS)が引け後に上場後初の決算を発表予定です。CNBCは、オプション市場が決算後に約11.5%の変動を織り込んでいると伝えています。

また、Micron(MU)は水曜日引け後の決算予定で、今日のプレマーケットではすでに大きく下落しています。メモリー株はAI需要の代表テーマとして買われてきたため、Micron決算前のポジション調整はSMH、SOXX、DRAM、NVDA、AMD、WDC、Sandiskなどにも波及しやすい点に注意が必要です。

4. マクロ指標・Fed関連イベント

MarketWatchの米経済カレンダーでは、9:45 ETに6月のS&Pグローバル米国サービスPMI速報値と製造業PMI速報値が予定されています。前回はサービスPMIが50.7、製造業PMIが55.1です。

今週後半には、個人所得・個人消費支出、PCE物価指数、耐久財受注、GDP改定値が控えています。Fed公式カレンダーでは6月16〜17日のFOMCが通過済みで、22日にWaller理事の講演がありました。市場では年内利上げ観測が意識されているため、PMIが強すぎる場合は金利上昇とグロース株への重し、弱すぎる場合は景気減速懸念という形で受け止めが分かれそうです。

5. 注目個別株・ETF

MU / Micron Technology

注目理由

AIメモリー相場の中心銘柄で、水曜日の決算を前にプレマーケットで大きく売られています。

ポジティブ要因

AIサーバー需要や高帯域メモリー需要への期待は残っており、決算で需要の持続性が確認されればセンチメント改善の材料になります。

リスク

直近上昇が大きく、オプション市場の期待値も高いため、決算前後の変動が増幅されやすい状況です。

今夜見るポイント

寄り付き後に下げ幅を縮めるか、SOXX・SMH全体に売りが広がるかを確認したいところです。

NVDA / NVIDIA

注目理由

世界的な半導体売りの中で、AIインフラ需要の代表銘柄として指数への影響が大きい銘柄です。

ポジティブ要因

AI投資の最終需要が強い限り、インフラ供給側としての位置づけは保たれます。

リスク

市場が「AI設備投資の過熱」そのものを再評価し始めると、好業績銘柄でもバリュエーション調整を受けやすくなります。

今夜見るポイント

Nasdaq 100の下げを主導するのか、押し目買いで下支えされるのかが重要です。

GOOGL / Alphabet

注目理由

前日に大きく下げ、AI人材流出やAI投資負担への懸念が意識されています。

ポジティブ要因

広告・クラウド・AI基盤の複数事業を持ち、長期の収益基盤は厚いと見られています。

リスク

AI投資の費用対効果が疑われる局面では、メガテック全体のPER調整に巻き込まれやすいです。

今夜見るポイント

前日安値を割り込むか、メガテック内で相対的に買い戻されるかを確認します。

CBRS / Cerebras

注目理由

引け後に上場後初の決算を予定しており、AIチップ新興銘柄への評価を測るイベントになります。

ポジティブ要因

AI半導体の需要期待が強く、決算で受注・ガイダンスが堅調ならテーマ株全体の支援材料になります。

リスク

新規上場後の価格形成が不安定で、オプション市場も二桁変動を織り込んでいます。

今夜見るポイント

通常取引中の決算前ポジション調整と、引け後の売上成長・受注・ガイダンスの表現を確認します。

SOXX / iShares Semiconductor ETF

注目理由

個別半導体株のニュースをまとめて反映しやすく、今日のリスクオフ度合いを見るETFです。

ポジティブ要因

個別決算への過度な警戒が和らげば、分散された半導体ETFとして買い戻しが入りやすい面があります。

リスク

メモリー、GPU、半導体製造装置が同時に売られる場合、ETF全体で下げが増幅されます。

今夜見るポイント

寄り付き後30分の出来高、下げ幅、SMHとの相対パフォーマンスを見たい日です。

6. 主要ソース

金融免責事項

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